歯の一部を失ったとき
通常の部分入れ歯は、失った歯の周囲に残った歯に金具をかけて、
部分義歯を入れます。取り扱いは、通常の入れ歯と同じく、患者さんが管理していくことになります。そのため正しい取り扱いを知っておくことが大切です。
- 清潔にして使用する
- 変形しないようする
- 義歯を舌や唇で、過剰に、いじらないようにします。
- 義歯専用の歯ブラシ(市販の歯ブラシでも代用可能)で水洗いします。義歯全体を丁寧にブラッシングします。
- 義歯を歯ブラシ以外のもので、こすったり、力をかけたりしないでください
- 熱湯や直射日光に当てないようにします。
- 義歯は乾燥すると割れる場合があります。外しておくときは水に浸して保管します。
- 就寝時間は入れ歯を外し、活動時間は入れ歯を装着して過ごします。長期間付けないでおくことも、付けっぱなしにすることも、お口には良くありません。
- お口に馴染んできても、お口の状態、義歯の状態を歯科でチェックします。
部分義歯の場合は、周囲に残っている歯の維持が大切になります。
歯ブラシの際は、部分義歯の周囲の歯と歯ぐきのブラッシングは丁寧に心掛けてください。
目立たない部分入れ歯~ スマイルデンチャー
従来の部分入れ歯は、残った自分の歯に金具をかけて固定しますが、
この金具がお口を開けた時にどうしても目立ってしまいます。
また、入れ歯が合わなくなってくると、この金具が歯に負担をかけてしまいます。
スマイルデンチャーは、これらの金具を使っていません。
歯肉に近い色の素材を使っているので、入れ歯が入っているように見えません。
スマイルデンチャーは、外側から目立たないだけでなく、
内側の金具も無いため、舌感が良く違和感が少なくなります。
しかもフィット感が良いため、入れ歯と歯肉の間に食べ物が入りにくくなります。