日本口腔インプラント学会第38回関東甲信越支部学術大会(平成31年2月10日、11日:京王プラザホテル)が開催されました。
今回の大会のメインテーマは、「インプラント治療を通して歯科医療の未来を考える」です。日本口腔インプラント学会会員の41%を占める関東甲信越支部は北海道東北支部に比べて熱を感じました。
学会の内容はまず、特別講演1 杉本真樹先生。外科医でありながら、医療分野での新規先端技術開発(仮想現実:VR、拡張現実:AR、複合現実:MR、手術ナビゲーションシステム、生体質感造形など)で世界的に有名な研究者であり起業家。「最新テクノロジー(VR/AR)が医療現場にもたらす変革」と題して講演。
特別講演2は、日本のオッセオインテグレーションインプラントの元祖、小宮山彌太郎先生。「インプラント治療を通して歯科医療の未来を考える」と題しての講演でした。特別シンポジウムは、「Learning from failure ―先生のケースを教えてください―」と題して、松下先生、前田先生、武田先生が話されました。
市民公開講座では、田中譲治先生により「健康長寿につながるインプラント治療」と題しての講演。
歯科衛生士教育講座は2日目の午前中にセッティング。スタッフも数名参加して研鑽を積みに一緒に参加しました。勉強熱心なスタッフに頭がさがります。
写真は当グループの理事長、増木英郎による学会口頭発表の様子です。準備に時間をかけてこの発表に臨んでいました。常にレベルアップを目指して研鑽を積む姿勢にまた頭が下がります。
下段の写真は専門医教育講座の様子です。「インプラント治療の長期経過とリカバリー」と題しておこなわれました。演者は細川 隆司(九州歯科大学口腔再建リハビリテーション学分野)先生、自分の母校の先生でいつも勉強になります。