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3月17日 日曜日 大阪なんば トレーニングラボ にて開催された一次救命の講習会に参加しました。
理事長の増木と共に勉強しましまた。
もし、あなたの大切な家族や友人、たまたま居合わせた人が突然倒れた時、どのように対応したらいいでしょうか?。まして、私たちは麻酔を使用して日常的に治療を行っているので、救急の状況に遭遇する確率が高いのです。
しかし、AHA(アメリカ心臓協会)のガイドラインも数年ごとにバージョンアップしていますので、医療従事者として、数年ごとに講習会に参加する必要性があると考えています。
CPR(心肺蘇生法)の重要性は、1970年代から認識されるようになり、今では自動車や自動二輪車の運転免許コースでも必須手技となっています。
CPRには、一般の方でも行えるBLS(1次救命処置)と、救急救命士や医師によるACLS(2次救命処置)があります。
「心肺停止から1分以内にAED(自動体外式除細動器)による電気ショックおよびBLSが施行された場合の社会復帰率は、100%に近いといわれています。タレントの松村邦洋さんがマラソン中に倒れ、AEDと心臓マッサージ(胸骨圧迫)で救命された有名な話があります。
救命処置は、全ての人が習得する必要があると考えます。不安な場合には、一度講習を受けることをおすすめします。地域の消防署などが無料で講習会を実施していることが多いので、お近くの保健所や消防署に問い合わせてみてください」
BLS(1次救命処置)
Basic Life Supportの略で、誰でも(AED以外の)特別な器具がなくてもできる心肺蘇生法のことです。